- 融雪剤(塩カル)で下回りが錆びる仕組み
- 防錆塗料「塩害ガード」3タイプの違いと選び方
- 洗浄から乾燥までの施工手順
冬になると気になるのが、道路にまかれる融雪剤(凍結防止剤・塩化カルシウム=塩カル)による車の下回りの錆です。雪国だけでなく、峠道や高速道路を走るだけでも塩分は付着します。車の下回りが錆びる仕組みと、防錆塗料「塩害ガード」(イチネンケミカルズ)の選び方・施工手順を、整備のプロにも一般の方にもわかりやすくまとめました。
01なぜ車の下回りは錆びるのか?融雪剤(塩カル)の影響

降雪地域では路面の凍結を防ぐため、塩化カルシウムなどの凍結防止剤が大量に撒かれ、撒布量は増加傾向にあります。タイヤが跳ね上げた塩分を含む水がフレーム、サスペンション、ブレーキ配管、マフラーなどに付着し、乾いたり濡れたりを繰り返すことで錆が進行します。
02防錆塗料「塩害ガード」とは
塩害ガードは、イチネンケミカルズの車両下部防錆システム(塩害防止用 車体下部保護塗料)です。塗膜が厚くゴム弾性があり、塩カルによる錆だけでなく、石ハネによる塗膜剥がれからも下回りを守ります。塗布した試験板を曲げても割れや剥がれがない、強力な密着力と柔軟性が特長です。

03塩害ガードの3タイプと選び方
スタンダード(油性)

ブラック・ホワイト・レッド・オレンジ・シルバーの5色。厚膜・ゴム弾性で防錆性能重視。ワックスタイプと違いベタつかない。特化則非該当。
ツヤタイプ

ピアノブラック・クリアー・グロスレッド・グロスオレンジ。光沢のある仕上がりで耐チッピング性に優れる。
水性タイプ

ブラック。水性で安全性が高く、油性と同じく厚膜で高密着。ノズルが奥まで届くパウチパックも。
※塩水噴霧試験の値は各タイプの推奨膜厚で試験した結果です。乾燥時間は常温の目安です。
目的別 かんたん選び方
04下回り防錆の施工手順

可塑剤を多く含むタイヤハウスやシーラー部分に塗ると、硬化不良やベタつきが出る場合があります。目立たない箇所で試し塗りをしてからご使用ください。油性品は有機溶剤を含むため、屋外または換気の良い場所で作業してください。サビブロック365は、油性シャーシーブラックの上に塗布すると塗膜が溶解することがあります。
05よくある質問
Q下回りの防錆はいつやるのがいい?
A.融雪剤が撒かれ始める前、冬の前の施工がおすすめです。新車時に施工しておくと、より長く下回りを良好な状態に保てます。
Qすでに錆びている車にも塗れる?
A.錆びている箇所はサビ転換剤で下地処理をしてから施工してください。
Q一般の乗用車にも使える?
A.はい。塩害ガードは自動車の下回り用防錆塗料です。スタンダードタイプは5色から選べ、いろいろな車種に対応します。
06塩害ガードの商品一覧
塩害ガード 1kg・15kg缶油性・水性・ツヤ 全10種商品ページへ ›
塩害ガード スプレー 420ml油性ブラック・ホワイト/ピアノブラック/水性商品ページへ ›
塩害ガード ツヤタイプ 1Lクリアー・ピアノブラック商品ページへ ›
塩害ガード 水性 パウチパック 700mL複雑な形状も奥まで商品ページへ ›
サビブロック365 500mL1本で普通車約1台商品ページへ ›
出典:イチネンケミカルズ 製品情報。イチネンネットは、塩害ガードを製造するイチネンケミカルズと同じイチネングループです。